膀胱炎の治療方法 | 膀胱炎の原因と再発防止策

膀胱炎の再発を防ぐには
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膀胱炎の治療方法

教えて膀胱炎

膀胱炎には、急性膀胱炎、慢性膀胱炎、出血性膀胱炎、間接性膀胱炎等の種類があります。
女性がよく発症するのが急性単純性膀胱炎で、その80%は大腸菌の感染によるものです。

急性単純性膀胱炎(以下、急性膀胱炎)の治し方とは
トイレが近くなり、排尿の最後や排尿後に軽い痛みを感じるときは、急性膀胱炎の初期症状かもしれません。
症状が軽いときは、早めに対処することで、自然治癒が期待できる場合もあります。
まず、水をいつもよりたくさん飲んで、トイレにこまめに行ってください。
早めに排尿することで、膀胱に侵入した細菌を外に流し出すことができます。
また下腹部を温かくし、睡眠を十分にとり、身体の免疫力をあげることで、細菌を排除しやすくできるよう体調を整えることが大切です。
これらの対処を続けても、トイレが近く排尿後の痛みが続く場合や、さらにひどくなっているときは、早めに内科か泌尿器科、または産婦人科を受診しましょう。

慢性膀胱炎の治し方とは
慢性膀胱炎は、急性膀胱炎と比べて強い痛みはありませんが、尿意を感じ、むずむずするのでトイレに行っても、少ししか出ないというのが典型的な症状です。
慢性膀胱炎は、急性膀胱炎を繰り返して起こるものと、全く別の病気によって引き起こされるものとがあります。
急性膀胱炎にかかった人の約半分は1年以内に再発するといわれており、その多くは再感染です。
この再感染を防ぐために生活習慣を膀胱炎になりにくくなるよう、改善する必要があります。
例えば、排便後はトイレットペーパーを前から後ろに向かって拭く、性交前に自分も相手も陰部を清潔にし、終わったらできるだけ早く排尿する、下半身を温かくしておく、疲れやストレスを溜めない等です。
その他、膀胱炎の再発予防に、50歳以上の女性が1日1回65%のクランベリージュースを飲むことが有効性の一つとして報告されています。

急性膀胱炎の再感染を繰り返してしまう理由のもう一つは、症状がある際に正しく治療をしなかった場合があります。
病院で処方された抗菌薬(抗生物質)を、症状が改善したからといって途中で止めたりせずに、最後まで飲み切ってしまうことが大切です。
そうしなければ、治療しても細菌が完全に消えず、慢性化を招いてしまう可能性があります。

また、他の病気(いわゆる基礎疾患)によって、膀胱炎が慢性化している可能性もあります。
糖尿病、前立腺肥大症、膀胱結石、尿路結石、前立腺や膀胱の癌などがあります。
これらの疾患を持つ人は、細菌が膀胱内に侵入しやすく、感染を発症しやすくなっていると思われます。

その他、少し特殊な膀胱炎として、前立腺がんや膀胱がん等に対する放射線治療の後に発症する膀胱炎もあります。
また原因不明な間質性膀胱炎というものもあります。
もし間質性膀胱炎かもしれないという患者さんは、日本間質性膀胱炎研究会の「間質性膀胱炎の治療に応じる医師リスト」に載っている医師や病院が対応してくれます。